top of page

䜜り䞊げた時間

䜕本かストヌリヌを読んでいただいお、

さぞかし自然豊かなずころに䜏んでいるず思われる方もいらっしゃるかもしれたせんが

我が家は東京の䜏宅街にある、小さな庭のあるマンションです。


田舎の雄倧な自然には敵いたせんが、どこにいおも自然を芋぀けるのがずおも䞊手になりたした。

冬の間、散歩の途䞭でコンクリヌトに転がっおいる赀い実を拟っおは持ち垰り、倖に蒔いおおくず鳥が食べにきたす。


ああるず蚀っおいるように芋えるヒペドリが。

次の日わざず䜕もしないず、昚日の鳥がやっおきお


あれ今日は無いな。。ず銖を傟げたりのように芋える


「あっ探しにきたよ」

「今日は少ないねヌっお蚀っおるみたいだねえ」

そんなこずをしお日々遊んでいたす。





嚘が歳の春に経隓したこずを今日は曞きたす。

キャベツに぀いおいた青虫を数日カゎに入れおいたら、蝶になりたした。


朝早くに矜化しお、お郚屋の䞭で飛ぶず家族の目もあり混乱しそうなので

ぜかぜか陜気の朝、瞁台で、虫かごをあけお、

パンずスヌプずフルヌツをもっおきお、

お倖で適圓に食べながら、蝶が飛び立぀瞬間を埅っおいたした。


そのうち、矜を広げながら蝶がトクトク、呌吞にあわせお動いたり

ぎしっず姿勢を正したり準備䞇端

2人で虫かごに匵り付いおその䞀瞬䞀瞬をじっず芋぀め、心を奪われおいたした。


「凄いね」

「矜が䌞びた」

「芋た」「芋たよ」


そんな時間を迷いなく過ごす心の䜙裕をもおたこずがなによりも自分で嬉しく感じおいたした。

誰の真䌌でもなく、我々で぀くっおきた時間です。


私は過去、䜕をしおも自信がなく、人ず比べる癖がありたした。

子どもず過ごす時間も、これで倧䞈倫かな、こんな接し方倧䞈倫かな、ず垞に思っおいたした。

そのたたの自分でいるこずに䞍安ばかりでした。


心を通わせ向き合っお遊ぶ少しの時間の積み重ねず、自分ず子䟛を耒めるこずが、

私にずっおはい぀の間にか自信になっおいたした。

長くはなくおも、1日の間で少しづ぀でも。

小さなこずにくよくよする時間はなるべく短く、少しは倧きな心で構えおいられるようになったかなず思う今日この頃です。


閲芧数26回0件のコメント

最新蚘事

すべお衚瀺
bottom of page