小さい頃から、見様見真似で色々としていましたので、
2歳ごろから短い箸を持たせていました。
もちろん、初めはどんなふうに使うかわからないよね。
刺してみたり、1本で使ってみたり、ぐーで握ってみたり、
色々と口出したい気持ちをグッと抑えつつ、見守ってきました。
4歳の頃。そのうち、なんとなく大人と同じような持ち方になってきました。
使えるようになってくると、だんだん こうだよ、こうだよ、と言っては
直らない、うーん、という気持ちも強くなってきました。
すぐには変わらない。
「今日もお箸使ったね!」
と声をかけながら、本音は
このままでいいかな、
もしかしたら間違った使い方のまま大人になったりして。
箸の使い方、綺麗に身について欲しいなあ、、という気持ちもありました。
そのうち言うのも億劫になってきてそのままにしていました。
忘れかけたある時、ふとみると、お箸を綺麗に使っています。
「あれ〇〇ちゃん、いつの間に!上手!」
というと、ご機嫌な顔。
本人なりに頑張っているところを少しづつ褒めていたら
いつの間にか周りが感心するぐらい、上手にお箸を使っています。
今できることを精一杯やってみる、
少しできるかな、出来ないかな、頑張ってみようということを
応援したり、手助けして。
見様見真似から、
ひとつづつできるようになっていく、
そんな嬉しさと喜びををゆっくりと親子で味わっていました。
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